恐竜は1億年以上、人類よりもはるか長い時間繁栄してきたとされています。
それにもかかわらず、なぜ人間のような知的生命体に進化することが出来なかったのか、その理由について解説いたします。
理由その1:手があまり発達しなかった
恐竜がもし絶滅しないまま今現代に生き残っていたなら、人間のように知的生命体に進化して文明社会を築く可能性はなかったのでしょうか。
また、なぜそのように進化しなかったのかその理由が気になるところです。
まず、なぜ進化しなかったのか考えられる理由としては、あまり手が発達しなかったことが考えられます。
人間が脳を発達させた大きな理由として、手が器用であったことが挙げられます。
もし、恐竜も同じように手が発達していたとしたらそのまま脳の発達につながり、知的生命体として文明社会を築いていた可能性もあるかもしれません。
理由その2:知的生命体となることが進化の最終形態じゃなかった
なぜ恐竜は人類のような知的生命体に進化しなかったのかというのは、すべての生き物が知的生命体に進化するわけではないからではないでしょうか。
たとえば、恐竜が人類のような高度な文明を築き社会生活を送っている想像を考えてしまうのも、私たちがすでにそういった生活が当たり前であるように進化してしまったからと言えます。
恐竜は知的生命体に進化することはなく、その前に絶滅してしまいましたが、恐竜が誕生してからその時代ごとに姿を少しずつ変えるなどして進化を続けていったことは間違いないと言えます。
様々な種類や分類に派生して、小型化したりその時代に対応するなどして鳥類となって生き残ったように、全く進化していなかったわけではないでしょう。
つまり、恐竜がもし絶滅せずに生き残ったとしても、人類のように知的生命体に進化しなかった可能性が考えられるのは、彼らにとって知的生命体となることが進化の最終形態でなかったからではないでしょうか。
逆に、大脳を発達させ大きくして、知的生命体に進化した私たちの方が、生き物史上異常であったのではという考えもあるとされています。
理由その3:人間が進化したのも偶然の産物
恐竜が人類のような知的生命体に進化しなかった考えられる理由としては、人間が猿から今の人類に進化して知的生命体となったことも、ある意味偶然が重なって起こったことだというのが理由と言えます。
もし、これまでの歴史上一つでも歯車が狂ってしまっていれば、人類はこのような文明を築くことが出来なかったかもしれないのです。
ただ、恐竜の子孫とも言われる鳥の種類の中には、子供の5歳児くらいの知能があると言われている種類もいるように、恐竜が人類のような知的生命体に進化する可能性もどこかにあったのかもしれません。
そもそも、ネズミのような哺乳類から派生して人間となるホモサピエンスとなる猿人類が誕生したことも偶然の産物と言える事を考えると、少しでも何かが違っていたら人類は存在せず、恐竜たちの子孫がスーツを着て文明社会を築いている世界も考えられたのかもしれませんね。