恐竜といえばアメリカや中国などで次々と化石が見つかっていますが、日本ではどの地域が盛んなのかご存知でしょうか。
日本で恐竜といえば福井県とされているのですが、その理由について解説いたします。
理由その2:日本における恐竜の化石の宝庫
日本でも恐竜の化石は様々なところで見ることが出来るとされています。
上野に行けば国立博物館で素晴らしい恐竜の骨格標本に出会えますし、幕張メッセなどでも定期的に恐竜展が開催されていることもあると言えます。
しかし、本当の恐竜好きならぜひ福井県の県立恐竜博物館に行ってみるのが良いというのはご存知でしょうか。
その理由としては、福井県が日本における恐竜の化石の宝庫とされているからです。
実は、日本で発掘される恐竜の化石の8割は何と福井県で発見されていると言われており、福井県の県立恐竜博物館では約43体の恐竜の骨格標本が所狭しと並べられています。
それだけでなく、恐竜の生き生きとした巨大ジオラマは見る人を圧巻させる大きさで、まさに古代にタイムスリップしたかのような気分になること間違いないでしょう。
中国やカナダなどにも引けを取らないほどの世界三大恐竜博物館としても名高いとされており、それが日本にあるというのですからすごいことではないでしょうか。
今まで行ったことがない人、これから行こうかどうか悩んでいる人はぜひ足を運んでみることをおすすめします。
理由その2:福井県で見つかった恐竜の種類が多い
では、実際に福井県ではどのような恐竜の化石が見つかっているのか気になるところです。
福井県で見つかった恐竜の化石ですごいのは、今まで見つかっていなかった新種の恐竜の化石が続々見つかっているということです。
フクイラプトルを始め、フクイサウルスやフクイティタン、コシサウルスやフクイベナトールなど数々の新種が発見され、そのすべての恐竜の化石は福井県にちなんだ名前が付けられています。
理由その3:今現在も新しい化石が出土している?
実は、一昔前では日本では恐竜の化石を見つけることが出来ないと言われていた時期があるとされていました。
しかし、1982年にワニの化石が見つかったことで他にも何か見つかるかもしれないと発掘調査を決断したところ、たくさんの恐竜の化石が発掘されたことから今日まで継続して発掘が続けられるようになったのです。
2016年には、恐竜時代に生息していた可能性のある哺乳類の化石が発掘されており、まだまだ続々と新しい化石が発掘されていると言われています。
実際に発掘されている現場を見ることが出来たり、一緒に発掘体験できるコーナーもあるとされていますので、大人も子供も恐竜に興味がある人は一度行ってみてはいかがでしょうか。