恐竜の絶滅はつ頃だった?隕石が落ちた証拠とは

恐竜の絶滅の大きな原因は隕石の落下とされていますが、それはいつ頃のことだったのでしょうか。

そして、隕石が実際に落ちた証拠があるのかについて解説していきます。

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恐竜が絶滅したのはいつ頃?

恐竜は人間が誕生するずっと以前に絶滅してしまっていますが、いつ頃絶滅したのでしょうか。

絶滅時期は6500万年前とされていますが、絶滅した最も大きな原因として考えられるのが隕石の衝突です。

地球に落下した隕石の大きさは10㎞とされており、その衝撃は広島原爆のおよそ10~30億倍と言われ、衝突の衝撃によってその当時地上に生存していた約75%の生き物が絶滅したと言われています。

どんなに強く丈夫だったとしても、あれだけの巨体を誇っていた恐竜たちがどこかに隠れて隕石の衝撃を避けられたとは到底考えられるはずもなく、一緒に絶滅してしまったのではないかと思われます。

なぜ隕石の衝突がいつ頃なのかわかるの?

隕石の衝突が、結果的に恐竜が絶滅する大きな原因を作ったことは間違いないのですが、なぜ隕石の衝突時期がいつ頃なのかわかるのか気になっている人もいるのではないでしょうか。

隕石の衝突がいつ頃で、それによって恐竜たちが滅びてしまった時期がいつなのかを知ることが出来るのは、ある地層が関係しています。

恐竜が絶滅した時期の地層のことを「K-T境界」と呼ぶのですが、その時期の地層にはイリジウムと言う物質が多く含まれており、そのイリジウムは実は隕石に多く含まれることが分かっています。

つまり、恐竜が絶滅した原因として隕石の衝突であることを決定づけると共に、恐竜が絶滅した時期がいつ頃なのかをわからせてくれるのがこのK-T境界と言うわけです。

実際に隕石が落ちた証拠とは?

では、実際に隕石が落ちた証拠と言うのはどこにあるのでしょうか。

恐竜が絶滅する原因となった隕石が落ちた証拠は、アメリカのユカタン半島沖のメキシコ湾にあるチクシュブール・クレーターがそれに当たります。

その証拠であるクレーターの大きさは直径180㎞以上にも及び、その衝撃がどれだけすさまじかったものなのかを物語っています。

隕石が衝突したおよそ9秒後には、その衝突を見ていた生き物たちは一瞬のうちにして熱放射によって焼かれ、運よくそれを逃れることが出来たとしてもその後には大津波やってきて大災害に発展し絶滅の危機に追い込まれたのではないでしょうか。

白亜紀後期は非常に頭の良い恐竜たちも誕生していましたが、だからといって隕石の衝突を何とか避けるために逃げようと考えた恐竜は少なかったのではないかと思われます。

仮に逃げようと考えたとしても、それすら許されないほど過酷な状況だったのかもしれず、どんなに強かった恐竜も自然の驚異の前では歯が立たなかったのではないでしょうか。

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