恐竜が生息していた時代は様々な生き物も同じように生息しており、多くの人が苦手なあのゴキブリも生きていたと言われています。
では、恐竜と同じ時代に生息していたゴキブリの知られざる秘密について解説していきます。
秘密その1:実は恐竜出現前から生息していた?
黒光りしたカサカサと動くあの姿を見ただけでぞっとする人が多いとされているゴキブリですが、実は多くの人が知らない知られざる秘密があることをご存知でしょうか。
実は、ゴキブリは恐竜が出現する前の時代にすでに地球上に生息していたとされているのです。
ゴキブリが地球上に出現し始めたのは、恐竜の時代よりも早い3億4000年前の石炭紀という時代です。
その頃はまだ恐竜の祖先となるべく生き物も誕生以前の話で、植物が生い茂り多くの昆虫が活躍した時代でもありました。
それを考えると、恐竜時代よりも古くから出現していたゴキブリを、その後に誕生したたかだか700万年くらいの歴史しか持っていない人類が駆除しようとするのは、無理があるのかもしれませんね。
秘密その2:恐竜時代のゴキブリの大きさは信じられないサイズだった?
私たち人類はもちろん、恐竜の誕生以前から生息していたとされているゴキブリですが、この当時のゴキブリはどのような姿をしていたのでしょうか。
ゴキブリははるか大昔からその姿を変えていなかったと言われていますが、しかしそのサイズは信じられないくらいの大きさだったと言われています。
石炭紀のゴキブリとして、アプソロブラッティナというのがゴキブリの中で最大のサイズの種類とされており、その大きさは30~50センチの大きさだったと言われています。
今でいうなら、カブトガニくらいの大きさのゴキブリがあちこちをうろうろしていたのかと思うと鳥肌が立つという人もいるのではないでしょうか。
ただ、石炭紀は非常に酸素濃度が高い状態の時期であり、ゴキブリだけに限らずその他の昆虫たちも酸素からの毒性に耐えるために体を巨大化していったと言われています。
そのため、ゴキブリだけに限らず巨大化するのが常であり、昆虫の中には大きさが70センチもするトンボもいたとされていますので、その時代は大きいことが当たり前の時代だったのではないでしょうか。
秘密その3:ゴキブリはまさに無敵
恐竜時代のゴキブリはどうだったのかはわかりませんが、ゴキブリが頭部を切断されても生きていけるということを知っている人はどれくらいいるでしょうか。
何らかの理由によって頭部が切断されたとしても、胸部に食道下神経節という器官が備わっているため、頭がなくても生きていけるということなのですが、その頭のない状態のゴキブリの真意は食べ物が食べられなくなったことによる餓死とされています。
また、人間の6~15倍の放射能にも耐えることが可能なだけでなく、人間が感染したら食中毒を起こすような菌にも耐性があるため、ちょっとやそっとのことでは死なないと言えます。
恐竜が絶滅し、人類が絶滅し、地球が滅亡しようと生きていけそうなゴキブリですから、人類が生きている以上このゴキブリを滅ぼすのは困難に等しく、この先も長いお付き合いが続きそうと言えるのではないでしょうか。
ここまで生命力が強いということは、もしかしたら人類が滅亡後この地球を支配することになるのはゴキブリである可能性もあるのかもしれません。