アパトサウルスの全長はどれくらい?体重は?

どんな恐竜時代においても、その竜脚類の大きさには驚かされることが多いですがアパトサウルスはどうだったのでしょうか。

アパトサウルスの全長や体重がどのくらいだったのかについて解説していきます。

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アパトサウルスの全長は?

アパトサウルスはジュラ紀の後期に生息していた草食恐竜とされており、非常に巨大な体を持っていたとされています。

種類が近い恐竜としては、ディプロドクスやスーパーサウルスなどがおりその巨大な体で地上において群れで過ごしていたのではないかと考えられています。

そのアパトサウルスの全長はどのくらいなのか気になるところですが、21~25メートルと非常に巨大だったとされており、学校の25メートルプールサイズくらいの恐竜が地上を普通に歩いていたのかと思うと不思議な気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

ちなみに、アパトサウルスは後ろ足よりも前足の方が長いのが特徴の一つとも言われています。

体重はどのくらいだったのか

全長については理解できたのではないかと思われますが、それだけの巨体であれば体重もそれなりの重さだったのではないかということが考えられます。

アパトサウルスの体重はおよそ25~30トンとされており、それだけの体の維持するためにはもちろんそれだけの食料が必要と言えるのですが、問題なかったのか気になるところです。

実は、アパトサウルスが生息していたジュラ紀はイチョウやチリマツなどの針葉樹が非常に繁殖しており、それに加えてシダ類やソテツなども増殖したことでそれまで乾燥していた台地が緑に覆われていることが多かったようです。

アパトサウルスのような植物を食料とする草食恐竜にとっては、身体を巨大化できる条件が十分に揃っていたことも、全長にしても体重にしてもそれだけ増やすことが出来た理由の一つなのではないでしょうか。

近縁とされている同じ竜脚類のディプロドクスと比べると、アパトサウルスの方が体重が重く、ディプロドクスの方が全長が大きいとされています。

アパトサウルスは巨大すぎてキリンのようにはなれなかった?

私たちの現代に生息している中でも比較的背が高く大型の哺乳類としてキリンがいますが、その大きさは3メートルほどでアパトサウルスのような恐竜と比べるとそれほど大きくないと言えます。

しかし、キリンはその分長い首を上下に上げ下げすることが出来、高い位置にある植物の葉っぱを食べることも可能です。

アパトサウルスはと言いますと、実は首を持ち上げるのはあまり得意ではなかったと言われています。

アパトサウルスの首は胴体に近づけば近づくほど太くなっている構造で、その分重かったことから肩の位置よりも高く首を上げて高い位置の植物を食べることは難しかったのではないかと考えられています。

ただ、前述したようにジュラ紀はわざわざ高い位置の植物を食べなくても十分に地面に近い位置に植物が生い茂っていたため、アパトサウルスはそれほど首を持ち上げる必要はなかったのではないかと思われます。

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