日本における恐竜の化石の発見者で有名な人は?発見場所はどこ?

恐竜の化石の発見といえば最近では中国などが多いとされていますが、実は日本でも多くの化石が見つかっているとされています。

日本において最も有名な恐竜の化石の発見者はどんな人なのか、発見場所についても解説していきます。

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日本で恐竜の化石を発見したのはいつ?発見場所は?

最近では福井のフクイラプトルなど、恐竜の化石は日本でも多く発見されていますが日本において化石が発見された最も有名な恐竜といえば、どんな恐竜が挙げられるのでしょうか。

実は、日本における最初の恐竜の発見は、発見場所が岩手県の岩泉町というところで1978年にも「モシリュウ」という4足歩行の草食恐竜の化石が見つかっています。

それよりも前には、その当時日本の領土であったサハリンで「ニッポノリュウ」と名前が付けられた恐竜の化石が発見されているのですが、現在ではサハリンは日本の国土ではないため、幻の恐竜となってしまってます。

日本において、最も有名な恐竜の化石の発見といえば、今現在上野にある国立科学博物館に展示されているフタバスズキリュウではないかと思われます。

では、フタバスズキリュウを発見した経緯や発見者はどんな人だったのでしょうか。

発見者はどんな人?

フタバスズキリュウは、モシリュウよりも前の1968年にすでに見つかっているのですが、最近の研究によって首長竜は恐竜ではなく大型爬虫類と分類されることから、本来であれば恐竜の定義から外れてしまうことになります。

ただ、ここでは恐竜扱いで考えて解説していきたいと思います。

フタバスズキリュウの化石を発見した発見者はどのような人だったのかと言うと、発見当時はまだ高校生であった鈴木くんと言う人が発見者だったとされています。

当然、フタバスズキリュウのその名前は発見者である鈴木くんと、その化石を発見した地層である「フタバ」を付けてフタバスズキリュウと付けられたようです。

その当時はフタバスズキリュウという名前でしたが、2006年に「フタバサウルス」と改名されたのですが、フタバスズキリュウという方がしっくりくる人も多いのではないでしょうか。

ご存知の方もいるかもしれませんが、フタバスズキリュウはドラえもんの映画の「のび太の恐竜」に出てくるピー助のモデルとされており、そこから恐竜好きになった子供も多いのではないかと思われます。

発見場所はどこだった?

正式名称はフタバサウルスなのですが、ここではフタバスズキリュウで通していきたいと思いますが、フタバスズキリュウの発見場所はどこだったのでしょうか。

フタバスズキリュウは、福島県いわき市にある大久川というところが発見場所とされています。

フタバスズキリュウの化石を発見した当時高校生であった鈴木くんは、元々化石に興味があり良く大久川に通っていたとされています。

そこではフタバスズキリュウの化石以外にもサメの歯の化石なども見つかったため、専門家が徹底的に調査したところほぼ完全な生体を1体と、その幼体だと思われる子供を含む6体のバラバラの化石を発見したのです。

フタバスズキリュウ以外にも、同じ年の1968年に宮城県歌津町(現在の南三陸町)では魚竜の化石が見つかっているなど、日本でも様々な地域が化石の発掘場所となっていることは間違いないと言えます。

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