大空を駆け回る恐竜の最強の種類は?空中編

恐竜は陸・海・空のいたるところで生息してその強さを発揮していましたが、空においてはどんな種類の恐竜が最強だったのでしょうか。

大空を我が物顔で飛んでいた、空における恐竜の最強の種類について解説していきます。

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その1:ケツァルコアトルス

恐竜時代を生きた生き物の中には、当然空を飛ぶタイプの恐竜も生息し翼竜と呼ばれていました。

しかし、本来であれば翼竜たちは恐竜の定義に当てはまらないため恐竜ではなく大型爬虫類の部類に入るのですが、ここでは翼竜も恐竜として考えていきたいと思います。

翼竜の中で最も有名なのはプテラノドンですが、最強の種類の恐竜としては他の種類の恐竜の方がふさわしいと言えます。

空を飛ぶタイプの恐竜の中でも、最強ではなかったかと思われているのがケツァルコアトルスです。

なぜ空を飛ぶ恐竜の中で最強なのかという点としては、圧倒的な大きさが物語っています。

ケツァルコアトルスが誕生する以前、そのあと時代から現在に至るまでケツァルコアトルスほど大きな空を飛ぶ生き物は存在しないという位かなり巨大だとされているからです。

その大きさは、羽を広げた状態で最大12メートルにも及び、体高だけでも3~5メートルはあったとされており、今でいうならキリンが羽を広げて空を飛んでいるほど大きかったと言われています。

その2:タラソドロメウス

白亜紀前期の南米に生息していたタラソドロメウスは、魚などを捕食していた空を飛ぶ恐竜の一種です。

最強ではなかったと思われる所以は、その大きさにあります。

世界最大であるケツァルコアトルスには及びませんが、翼竜の中では大きい方だとされており、最大のものでは5メートルの全長を持つものもいたとされています。

翼竜の多くは特徴的な頭部を持つものですが、このタラソドロメウス

にも同じことが言えて、非常に大きく目立っていたのではないかと言われています。

そこまで凶暴ではなかったにしろ、大きさ的には空を飛ぶ恐竜である翼竜の中でも最強だったのではないかと考えられています。

その3:ズンガリプテルス

ジュラ紀後期から白亜紀の前期にかけて恐竜と共に生息していたズンガリプテルスも同じく大きさ的に最強ではなかったかと思われている恐竜の種類と言えます。

このズンガリプテルスは中国で初めて発見された翼竜とされており、発見されたズンガル盆地にちなんでその名がつけられたと言われています。

捕食対象は主にカニやエビなどの海に棲む生き物だったようですが、その体長は3メートルと大きく特徴的なくちばしの中には歯も存在しており貝などを噛み砕いて食べるほど丈夫だったのではないかと考えられています。

比較的大型の翼竜に分類されますが、羽や大きさと比較すると体はそこまで重くなく、体重に関しては非常に軽かったと推測されています。

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