恐竜発見の歴史は人間の歴史でおよそ何年くらい?

恐竜が私たち人間が誕生するはるか以前に存在していたことは、今では常識とされていますが実は一昔前までは信じられていなかったことをご存知でしょうか。

では、恐竜発見の歴史は人間の歴史ではおよそ何年くらいに当たるのでしょうか。

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恐竜の存在は長いこと信じられていなかった

今でさえ、過去にあれだけ巨大な大型爬虫類のような存在がいたことは多くの人が信じている事実です。

しかし、恐竜の化石などが発見された当初は、それが人間が誕生するずっと以前に存在していた生き物の骨であるということを信じる人はいなかったとされています。

最初の頃に発見されたのは、イグアノドンの歯の化石とされており、今現在生息しているイグアナに似ているものの、それが20倍も大きい巨大な爬虫類であるということは認められなかったのです。

また、肉食恐竜においては、「神はすべての生き物に植物を食物として与えた」という聖書の記述があることから、主に肉を主食とする肉食の大型爬虫類の存在はその聖書の記述と矛盾するためにいるはずがないと考えられてきたのです。

恐竜発見の歴史は人間の歴史でどのくらいなのか

では、恐竜の化石が発見されるようになりその研究が進められる中で、本当の意味で恐竜のことが認められたのはいつぐらいのことなのでしょうか。

また、恐竜の存在が信じられるようになってから今日に至るまでの歴史は人間の歴史で言えばどのくらいなのか気になるところです。

実は、恐竜の化石が発見されてその存在が認められるようになっ田のは1825年頃のこととされており、恐竜研究に関する歴史が現在も続けられるようになってからの歴史は、人間の歴史において200年ほどしか経っていないとされています。

もちろん、恐竜の化石はそれよりも前の時代から発見されることはあったのですが、それを恐竜のものだと認める人はいなかったとされています。

中国では竜の骨として漢方に利用され、日本では天狗や何か未知の生き物の骨として崇め奉られたものの、恐竜のものと考える人はいなかったのです。

今現在も恐竜の存在が揺るがない理由は?

恐竜発見からその存在を認められてからの人間の歴史では、200年余りと非常に短い期間とされていますが、今現在でも恐竜に関する研究は続けられています。

発見当初は爬虫類の祖先ではと思われてきた恐竜も、今では鳥類が子孫ということが分かったのも、恐竜に関する様々な研究が続けられそれに基づく事実や化石の発見があったからではないかと思われます。

ただ、今日まで恐竜の化石発見とその存在意義が継続的に認められるのは、それだけではないと言えます。

研究者ではなくても、私たちが恐竜の新事実に触れその存在にロマンを感じることが出来るのも、何度となく認められず悔しい思いをした研究者の努力があってのことなのではないでしょうか。

恐竜に関して諦めない執念を持っていた研究者たちの賜物こそが、今日の恐竜ブームを築くきっかけとなったといっても過言ではないと言えるでしょう。

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