恐竜と動物の違い3選!どんなところが違う?

恐竜は鳥の祖先であることが最近で研究で分かってきたことから、恐竜と鳥の骨格や呼吸法は非常に酷似しているとされています。

一方、恐竜と一般的な動物の違いとしてはどんなことが考えられるのでしょうか。

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違いその1:恒温動物であるかないか

恐竜の子孫はそもそも鳥類とされていますので、哺乳類である動物と比較すると違いがあって当然と言えますが、実際にはどんな違いがあるのか気になるところです。

まず考えられる違いとしては、恒温動物であるかないかということではないでしょうか。

哺乳類のほとんどは外気温に左右されることがなく自分の体内で体温を維持することが出来る恒温動物に当たります。

同じく恐竜の子孫である鳥類も恒温動物とされていますので、恐竜も同じく恒温動物なのかと考えがちですが、実は厳密に言うと恒温動物ではないとされています。

その理由としては、もし恒温動物であるなら体温を維持するのにたくさんのエネルギーが消費されるため、あそこまで巨大化しなかったのではないかと考えられているからです。

恒温動物ではなかったからこそ、体温を維持するエネルギーもすべて体を大きくすることに使えたために巨大化したのではないかと考えられています。

かといって、爬虫類と同じように外気温に左右されてしまう変温動物でもないとされており、今のところ恐竜がどのように体温を維持している動物だったのかというのははっきりしていないとされています。

違いその2:繁殖方法

恐竜と動物の違いを考えた時、大きな違いとして考えられるのは繁殖方法です。

恐竜は、乾燥に強く堅い殻の卵を産む卵生であるとされており、それがある意味恐竜が恐竜であることの一つの定義とされています。

それに対し、哺乳類の場合は卵ではなく子供をそのまま親と同じ姿で産む胎生です。

子供を卵で産む例外な動物もいるとされていますが、基本的には胎生であるため、それが恐竜と動物の大きな違いとして考えられるのではないでしょうか。

ちなみに、子育てに関しては共通するところもあり、恐竜の種類によってはそのまま卵を産みっぱなしではなく子育てする種類もいたとされています。

違いその3:祖先の違い

恐竜と動物の違いとして挙げられることとして祖先の違いもあるとされています。

恐竜の祖先がいた時代には、当然動物である哺乳類の祖先もいたとされているのですが、実は全く違う系統を辿ってそれぞれ進化したとされています。

恐竜も、動物である哺乳類も両生類から進化してその系統になっていったのですが、恐竜が双弓類から進化したのに対し、動物は単弓類から進化していったとされています。

違いとしては頭蓋骨の違いがあるとされており、側頭部に穴が開いているのが単弓類、二つ穴が開いているのが双弓類とされており、それぞれの祖先にあたる初期の生き物は非常に似ているものの系統としては全く違っていたとされているのです。

祖先が違うのであれば、当然それぞれの生き物として違いがあって当然と言えるのではないでしょうか。

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