恐竜は人間の想像をはるかに超える巨体であったことは明らかになってきていますが、実は巨大なのは恐竜だけではないことをご存知でしょうか。
恐竜時代に生息していた、巨大な魚としてはどんな種類がいるのかについて解説していきます。
その1:メガロドン
恐竜時代、巨大なのは恐竜だけだと思ったら大間違いであることをご存知でしょうか。
恐竜が生息していた時代はもちろん、恐竜が絶滅後の時代に生息していた魚たちの中には非常に巨大な種類もいたとされています。
そこで、恐竜のように巨大な体を誇っていた魚にはどんな種類がいたのかについて解説していきます。
まず挙げられるのが、サメによく似た姿を持つメガロドンです。
メガロドンは、恐竜が絶滅した後の時代である新生代に生息しており、比較的温暖な海の中で生き物の頂点に立っていたのではないかと考えられています。
その大きさは、13~20メートルの巨体を誇り今でいうとジンベイザメと同じくらいの大きさだと言われています。
ただ、まだ歯の化石しか見つかっていないことからその大きさは推測とされている魚です。
その2:リードシクティス・プロブレマティカス
舌を噛みそうな名前ですが、この魚はジュラ紀中期に生息したとされている史上最大の魚と言われています。
今現在生息している生き物の中で、最も巨大な魚はジンベイザメとされていますがそのジンベイザメと同じくらい、それよりも大きい可能性があると言われている硬骨魚です。
それまでは、ジンベイザメと同じくらいのそこまで大きな魚は育たないと言われてきましたが、それを覆す存在がこのリードシクティス・プロブレマティカスです。
ただ、食事に関してはジンベイザメと同じくプランクトンなどの小魚とされており、体が大きい割にはおとなしい魚だったのかもしれません。
その3:ダンクルオステウス
前述のリードシクティス・プロブレマティカスほど大きくはないですが、古代のデボン紀に生息していたとされているダンクルオステウスは原始的な魚の一種とされています。
体長は9~10メートルほどとされており現在生息しているホオジロザメの2倍を超える顎の力があったとされていることから、その時代の食物連鎖の頂点に立っていたのではないかと考えられています。
頭部から肩帯付近にかけて重くて堅い甲冑のようなウロコで覆われており、いかにも凶暴そうな魚です。
これ以外にも大型海洋爬虫類はもちろん、恐竜以外にも巨大な魚は数多く存在したとされており、その時代の海が凄いことになっていたのは容易に想像がつくのではないでしょうか。