海に恐竜の生き残りがいる可能性は?

人間が誕生するはるか昔に、すでに恐竜は絶滅しています。

しかし、海なら恐竜の生き残りがいる可能性もあるのではないかと思われている人も多いのではないでしょうか。

スポンサーリンク
dinosaur-learnレクタングル大

隕石の衝突後、海の恐竜の生き残りは生きていた?

恐竜は地上だけでなく海にも多く生息していたとされています。

本来は、海にいた恐竜は恐竜の定義から外れてしまうため恐竜ではなく、大型の爬虫類として分類されますが、ここでは海の恐竜の扱いで考えていきたいと思います。

海にいた恐竜といえば、モササウルスやイクチオサウルス、プレシオサウルスなどが生息しており、生き物の頂点に君臨していたとされています。

恐竜が絶滅した大きな要因は巨大隕石の衝突であると言われていますが、実は海にいた恐竜たちは地上の恐竜たちと違い絶滅することなく生き残ったとされているのをご存知でしょうか。

今現在も180キロに及ぶ巨大なクレーターを残した隕石の衝突はその凄さを物語っていますが、その当時は隕石の衝突により数時間以内に恐竜を含む地上にいたすべての生き物たちは死滅したとされています。

地上にいた恐竜たちはその衝撃をもろに受けてしまいましたが、その一方で海の中にいる恐竜たちはその衝突から免れたとされており、海中にいることによって当初の隕石の衝突の衝撃から守られていた可能性があるからです。

特に、海よりも湖や川など淡水環境に棲んでいた恐竜や生き物たちは被害が少なく、生き残った生物たちも多かったとされています。

ただ、海において絶滅を逃れ生き延びることが出来た生き残りたちも、その当初は衝撃から逃れ絶滅も免れたように思えたのですが、隕石の衝突による海洋環境変化によって食物連鎖が崩壊したことにより、プレシオサウルスやアンモナイトなどの海洋生物の半数は絶滅してしまったとされています。

どんな恐竜が生き残りとして残ったのか?

隕石の衝突は地上に限らず海にも大きな影響を与え、約75%の生き物が死滅するほどの致命的な環境変化をもたらしたとされています。

海の恐竜の生き残りにおいても、衝突による衝撃を免れることが出来たとして海洋環境の悪化によって餌となる生物が死に絶えてしまったことから、やがて絶滅の危機に立たされてしまったとされています。

そうはいっても、海の中のすべての生き物が死んでしまったわけではなく、中には生き残ることが出来た生き物もいるとされており、そこから進化して海のトップに君臨するような生き物たちも出てくるようになります。

例えば、海の中の恐竜の絶滅後、メガロドンやリヴァイアタン・メルビレイなどの大型海洋生物は隕石衝突後の海の環境に対応して生き残り、食物連鎖のトップに君臨していたとされています。

しかし、モササウルスなどの海の恐竜たちは隕石の衝突による海洋環境の変化に対応できずに絶滅してしまったとされています。

それを考えると、海の恐竜たちは案外危うい均衡の上でトップに君臨していたのかもしれません。

現代に海の恐竜の生き残りがいる可能性は?

では、今現代の海に、恐竜の生き残りが生きている可能性はあるのでしょうか。

海の恐竜と言うと、ネッシーなどを思い出す人も多いかもしれませんが、残念ながらネッシーは人間のねつ造によるものだと判明してがっかりした人も多いと思われます。

今現代にも海に恐竜の生き残りがいるのか、それを判断するのは難しいところです。

もし本当に海の中に恐竜の生き残りがいる可能性があるなら、クジラなどのように人間が見かけることもあると言えますが、今現在海の中に恐竜がいることを発見した人はいないとされています。

ということは、やはり海の中には恐竜の生き残りはいないのではないかということになります。

色々な見地から考えて、やはり海の中に恐竜の生き残りはいないのだと、そうはっきり決めつけてしまうのはもったいないと言えるでしょう。

人が誕生して以来、それぞれの時代において未知の生物の目撃例は多々あるとされており、それは今では「UMA」という名前で呼び、時々テレビで特集などを組んでいることがあります。

恐竜たちが、その当時の姿で生き残っている可能性は定かではありませんが、この時代に対応するために姿や形を変えてより進化して実は誰も知らないところに生息している可能性は十分に考えられるのではないでしょうか。

スポンサーリンク
dinosaur-learnレクタングル大

dinosaur-learnレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする