恐竜の中で口が特徴的な草食恐竜とは?

人間の口はどんな人種であっても基本的に大きく変わっていることはないとされていますが、恐竜においてはどうなのか考えたことがあるでしょうか。

恐竜の中でも、特徴的な口を持つ草食恐竜について解説していきます。

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その1:トリケラトプスの祖先?代表的草食恐竜

恐竜の中でも肉を捕食する肉食恐竜に比べて草食恐竜たちの口はずいぶんと特徴的な形をしているものが多いとされています。

そこで、草食恐竜中で特徴的な口を持つ種類の恐竜についていくつかご紹介していきます。

まず挙げられるのが、白亜紀に生息していた草食恐竜のトリケラトプスなどの祖先にあたるプシッタコサウルスです。

プシッタコサウルスは二足歩行の草食恐竜とされており、体長は1~2メートルの比較的小型の恐竜だったとされています。

その口は鳥のクチバシのような特徴的な口をしており、主に植物を食料にしていたと言われています。

その2:口の形はまるで掃除機?

特徴的な口を持つ草食恐竜としては、白亜紀前期に生息していたニジェールサウルスもその恐竜の一種と言えます。

10~15メートルにも及ぶ巨大な体を持つニジェールサウルスは、その名前の通りアフリカのニジェールで化石が発見されたことからその名前で呼ばれています。

ニジェールサウルスの口の特徴は何と言ってもその平たく掃除機のような形をしており、その口の中には80本以上の細かい歯がずらりと並んでいたとされています。

植物を噛んですり潰すように適した口に進化したために、そのような巨体になることが出来たのかもしれません。

その3:初期に発見された草食恐竜

恐竜の化石の発見は古来よりあったとされていますが、その恐竜の化石が世間的に古代に存在した大型爬虫類のものだと認められるきっかけとなった草食恐竜の口も、非常に特徴的な口をしていたことをご存知でしょうか。

その恐竜とは、イグアノドンです。

イグアノドンはジュラ紀後期から白亜紀前期に生息していた草食恐竜で、世界で二番目にその名前が付けられた初期に発見された恐竜であることから、今現在も恐竜研究における重要な種類の恐竜とされています。

その口に注目したことは少ないかもしれませんが、意外に特徴的な口を持っており草食恐竜に多いとされているクチバシに似た形の口を持っています。

そのクチバシは植物を切り取るのに適した角質でできており、その口の中には非常にたくさんの葉の形をした歯を持っていたことから堅い植物でも難なくかみ砕くことが出来たのではないかと考えられています。

このように、草食恐竜の口は植物を食べやすくするために進化したために、そのような不思議な特徴を持つ口へと変わっていったのではないでしょうか。

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