恐竜の強さランキング!何をもって強いとする?

一番強い恐竜と言ったらティラノサウルスと思われる人もいるかもしれませんが、何をもって強いかを考えていくとその強さランキングも異なってくると言えます。

そこで、それぞれ何をもって強さとするかを踏まえた上での恐竜の強さランキングについて解説していきます。

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脳の重量が大きかった強さランキング

恐竜の中でどれが一番強かったのかの強さランキングを考えるにあたって、当然凶暴で攻撃性が高い肉食恐竜が頂点に来るものと思われている人は多いのではないでしょうか。

しかし、恐竜が生きていた時代はまさに様々な生き物が生息しており、生きていること自体がいわば競争みたいなものでもありますので、ただ凶暴で攻撃性が高いだけでは強いとは言い切れないのではないかと思われます。

そこで、肉食恐竜に代表される強さではなくそれ以外の観点に着目した強さランキングを解説していきます。

まず、脳の重量が最も大きく生き残るのに有利で強かった種類の強さランキングとしては、白亜紀後期の北アメリカに生息していたトロオドンがナンバーワンと言えます。

トロオドンはもし恐竜が絶滅しなかったらそのまま恐竜になっていたのではないかと言われるほど高い頭脳を持ち、立体視が可能な目と器用な指を持っていたことから生き残るのに様々な工夫をして暮らしていたのではないかと思われます。

最強の武器を持つ強さランキング

まるで重厚な戦車の様な体格とその角で、最強と言われるティラノサウルスと同じ時代を生きた恐竜として、トリケラトプスがいます。

草食動物で普段は植物を食べているおとなしいイメージがありますが、角などの武器を持つテラポッドと言われる種類の中でも最も進化したのがトリケラトプスであり、重い巨体でありながらも持続50キロというスピードを出すことが出来たとされています。

また、その頭の先にある角は1メートルを超えるものもあり、頭骨と合わせた長さは3メートルにも及んだとされています。

良く、ティラノサウルスと闘っているシーンが描かれていることが多いですが、牙を持つ肉食恐竜にも立ち向かえるだけの強靭な武器と体を持っていたという点では、強さランキングの頂点に君臨していたのではないでしょうか。

繁殖・子育て上手の強さランキング

爬虫類や両生類などはほとんどの場合そのまま卵を産みっぱなしで自分では子育てしないと長年思われてきましたが、最近ではカエルやトカゲの中にも卵から孵った後にきちんと子育てする種類がいることが分かってきています。

恐竜も、同じように卵を産んだ後は特にお世話をせずほったらかしっぱなしと思われていたのですが、種類によっては子育てするものもいることをご存知でしょうか。

それは、マイアサウラという恐竜で、マイアサウラの様態の化石には親が子供のために餌を運んで食べさせていたという証拠があるとされています。

また、オスがメスに代わって卵を温めていた種類としては獣脚類のオヴィラプトルがいるとされており、出産経験のない個体が卵を温めていたと伺える化石が発見されています。

確かに、恐竜の子孫と言われている鳥は子育てをする種類が多いことを考えると、恐竜自身も卵を産んだ後も放置せずにしっかりと育てることが、生命線を維持する上での強さの秘訣なのではとどこかで学んだのかもしれませんね。

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