恐竜の種類の中でも飛ぶ翼竜のプテラノドンの意外な秘密とは

恐竜の中でも飛ぶ種類の恐竜といえば、誰もがプテラノドンを思い出すのではないでしょうか。

実は、プテラノドンにはあまり知られていない意外な秘密があるとされているのです。

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秘密その1:実は恐竜ではない

恐竜の中でも飛ぶ種類の恐竜といえば、プテラノドン以上にメジャーな恐竜はいないのではないでしょうか。

実は、プテラノドンには以外な秘密があったことをご存知でしょうか。

まず挙げられる秘密としては、プテラノドンには恐竜ではないということです。

確かに、白亜紀など恐竜が活躍していた時代に一緒生息していたのは確かなのですが、恐竜とは骨格や歩き方などが違うため厳密に言うと恐竜の部類には入らないとされているのです。

ちなみに、プテラノドンなどの翼竜だけに限らず、魚竜や首長竜なども恐竜とは分類されず、大型爬虫類という分類になるとされています。

秘密その2:実は飛ぶことが出来なかった

大空を我が物顔で羽ばたいているイメージが強いプテラノドンですが、実は一説では飛ぶことが出来なかったとされています。

その理由としては、プテラノドンの体の大きさが関係しています。

プテラノドンは翼を広げた時の大きさは約9メートルになるものもいたとされており、現代の鳥類よりもはるかに大きいとされていることから、それだけ大きい巨体では体重も十分に重かったことが考えられ、結局飛ぶことが出来なかったのではないかと考えられたのです。

実際には、体格差に比べて体重は20キロと非常に少なかったとされていますが、現在生息している飛ぶことが出来る体重の限界は20キロ前後ですので、やはりいくら見た目よりは軽いと言ってもやはりプテラノドンは飛ぶことが出来ず、グライダーのように滑空しているだけだったのではと考えられています。

つまり、プテラノドンに限らずその他の翼竜たちも実は飛ぶことが出来なかったのではないかと考えられているのです。

秘密その3:恐竜よりも早く絶滅してしまっていた

恐竜は、6500万年前に起きた隕石の衝突に影響により、環境が大きく変化したことから絶滅してしまったと言われています。

プテラノドンも同じく、その他の種類の恐竜や翼竜たちと一緒に絶滅してしまったのではないかと考えられていましたが、実際は違うようです。

恐竜の種類の中でも最も人気でポピュラーなティラノサウルスと一緒に描かれることが多いプテラノドンですが、実は同じ時代には生きておらずプテラノドが絶滅した後にティラノサウルスが誕生していた可能性が高いとされているのです。

恐竜の多くの種類が絶滅する白亜紀末には、プテラノドンに代わって原始的な鳥類が空の覇者として君臨していました。

中には、同じくプテラノドンと同じ種類の翼竜であるケツァルコアトルスなども生息してしましたが、プテラノドンは鳥類たちとの生存競争に勝てずに隕石の衝突による大量絶滅の前にすでに滅んでしまっているとされているのです。

一時期は空の王者として自由に飛び回っていたであろうプテラノドンも、鳥類の出現には歯が立たなかったのかもしれませんね。

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