宗教によって食べない人もいますが、人間が食べる肉として定番なのは牛・豚・鶏・羊などがあります。
もし、恐竜の肉を人間が食べることがあるとしたら、その味はどんな味なのでしょうか。
恐竜の肉を人間が食べるとしたらどんな味?
牛や豚、鶏だけに限らず、馬でも何でも食べる人間が、もし恐竜の肉を食べるとしたらそれはどんな味なのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
例えば、肉食獣のティラノサウルスはどのような味だったのか気になるところです。
当たり前ですが、その生き物の肉はどんなものを食べていたかによって味が決まるとされています。
そのため、生きている時に肉食だった恐竜ほどあまり美味しくないのではと考えることが出来ます。
そのことから考えていくと、ティラノサウルスの肉はあまり美味しくなかったのではないかということが推測できるとされています。
なぜなら、ティラノサウルスの化石は頭部が奇形になっているものが多く、病気を持っていたり臭いが強い肉を好んで食べており、体内に寄生虫がた可能性もあるからです。
一説では、ティラノサウルスは痛風であったとも言われているので、あまり美味しくないことが想像できるのではないでしょうか。
最も美味しいと思われる恐竜の肉は?
では、恐竜の中でも最も美味しいと思われる恐竜の種類はどの種類の恐竜なのでしょうか。
もちろん、実際に恐竜の肉を食べる機会など永遠にないと思われますのであくまで推測になるのですが、実際にはどんな恐竜が美味しいと思われるのでしょうか。
それは、恐竜の中でも足が速いとされているオルニトミムスです。
オルニトミムスは鳥類の祖先と思われる羽毛を蓄え、大きなダチョウのようなフォルムの恐竜とされており、歯がなく植物を食べていたのではないかと考えられています。
なぜ、オルニトミムスの肉を人間が食べるとしたら恐竜の中で一番美味しいと思われるのかという理由としては、走ることに長けており脂肪分が少なく筋肉繊維が発達して引き締まっていたのでは、と言うのが理由とされています。
オルニトミムスは、他の獣脚類の中でも非常に鳥類に似ていたためその肉の味も同じようなことが考えられます。
脂肪分が少なくヘルシー、そして鶏肉のささみのような味だとしたら、女性に人気が出たかもしれませんね。
その他に美味しいそうな恐竜の種類は?
その他の恐竜で人間が食べるとしたら美味しそうな恐竜の種類としてはどんな種類がいるのでしょうか。
可能性として考えられるのは、ヴェロキラプトルです。
ヴェロキラプトルは、獲物をただ走って追うのではなくどちらかと言うと待ち伏せして仕留めるタイプの狩りをする恐竜だったため、速筋繊維で出来た白身の肉が多いとされているからです。
逆に、常に動き回っている生き物の肉の場合には遅筋繊維でできており赤みの肉が多いとされています。
ただ、これもあくまですべて推測ですので、人間が食べることで本当に恐竜の肉を美味しいと感じるかどうかは微妙なところと言えます。