子供の時に恐竜の存在を知り、それから将来恐竜の化石を発掘する人になりたいと考えるお子さんも多いのではないかと思われます。
では、実際に恐竜の化石を発掘することを仕事にするのは具体的どうすれば良いのでしょうか。
その1:ハローワークで求人を探す
恐竜好きが高じて、将来恐竜の化石の発掘を仕事にしたいと考えている子供や若者は多いと思われます。
しかし、実際に仕事をしたいと思っても具体的にどのようにすれば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで、恐竜の化石の発掘を仕事にする方法について解説していきますが、まずハローワークで化石発掘の求人をしていないか探してみることをおすすめします。
イレギュラーな仕事ですので毎回求人があるわけではないですが、人手が足りなくなってハローワークで求人することもあるようです。
ただ、募集される採用人数も一人や二人程度で非常に少なく、人気だと思われますので求人に募集したからと言って必ず採用されるかどうかはわからないと言えます。
加えて、一度採用されると継続してその仕事を続ける人が多く、辞める人が少ないことからなかなか求人が回ってこないこともあるでしょう。
その間に他の仕事をしなければならず、常にハローワークに張り付いて化石発掘の求人の仕事がないか探さなければならないというデメリットもあります。
その2:考古学系の大学に入って研究員になる
その他に考えられることとしては、考古学系の大学に入って考古学を専攻しいずれ研究員になるのが、恐竜の化石を発掘するのを仕事にできる近道ではないかと思われます。
考古学系と言っても恐竜だけに限らず、歴史や芸術など細かく分類されていますので、まず自分が化石の発掘ができそうな学部を調べてその大学を選び、専攻していくのが良いのではないかと思われます。
そのためには、ただ恐竜のことだけ勉強していればよいのではなく、地理学的なことも十分に勉強しなければなりません。
そこでずっと勉強したり発掘したりを続けて、いずれ博物館の学芸員の道に進むとそのまま恐竜の化石の発掘を仕事にできるのではないかと思われます。
ただ、その道は非常に険しく一度その職に就いてしまうと辞めない人が多いため、学芸員や研究員になるまで浪人生活になることも考えられます。
また、研究員になるにはそれなりに優秀でないとなれないことも多く、ただ好きで詳しいだけでなれるほど簡単な道ではないかと思われます。
その他には、アメリカで恐竜を研究しているところへ留学してそこで携わるということも考えられますが、これもただ恐竜や考古学のことを勉強すれば良いというわけではなく、その他の面でも優秀でなければ難しいと言えるでしょう。
その3:直接発掘現場で話を聞いてみる
すでに大学に行くような年齢ではないけれど、なんとか恐竜の化石の発掘を仕事にしたいと思っているなら、直接そういった化石の発掘現場に行ってみることをおすすめします。
その先で、発掘している研究者や監督などと仲良くなり、仕事の求人をしていないかなど探ってみるのも良いかもしれません。
最初のうちはボランティアとなってお金を稼ぐのも難しいかもしれませんが、いずれそれが仕事となる可能性もあるかもしれないからです。
恐竜の化石の発掘といえば、アメリカなどが多いとされていますが日本でも恐竜の化石の発掘を行っていることは多いとされていますので、そういった地に赴いてみるのも一つの手段なのではないでしょうか。