恐竜の子孫は鳥類だったと絶対思ってしまう鳥3選

長年の様々な研究により、今まで恐竜の子孫は爬虫類と考えられていたのが実は鳥類だったというのは紛れもない事実です。

その中でも、やはり子孫だと思う見た目の鳥類としてはどんな種類がいるのかについて解説していきます。

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その1:ヒクイドリ

最近の恐竜に関する研究においては、恐竜の子孫は間違いなく鳥類と言われていますが、スズメやハト、セキセイインコなどがティラノサウルスやトリケラトプスが進化したものだと言われてもいまいちピンと来ない人もいるのではないでしょうか。

しかし、世界には「これこそ恐竜の子孫だ!」と思わせるような鳥類が数多いることをご存知でしょうか。

そこで、絶対に恐竜の子孫は鳥類だと思わずにいられない鳥にはどんな種類がいるのかについて解説していきます。

まず挙げたいのは、ヒクイドリです。

鮮やかなブルーと赤と黒のコントラストが美しい大型のこの鳥類は、ダチョウなどに代表される飛べない鳥の一種です。

性質としては用心深く慎重である一面もあれば、非常に気が荒く犬や人間を鉤爪で蹴り殺すことが出来るくらいの殺傷力があるのでうかつに近寄っていはいけないとされています。

恐竜の見た目に酷似しているのは親鳥もそうですが、子供の鳥はさらに恐竜に近い姿をしており、太古の時代に存在していたのではないかと思わせるその見た目は、恐竜の子孫であることを思わせるのに十分な鳥類と言えるでしょう。

その2:ハゲワシ

見た目もグロテスクなハゲワシも、恐竜の子孫が鳥類だということを思い出させてくれる存在の鳥だと言えるのではないでしょうか。

ハゲワシはその中でも、死肉を食べる鳥であるとされていますが実はハゲワシの胃は非常に強い胃酸を持ち、どんなバクテリアや菌にも対抗できるほどの強い胃であるため、死肉を食べても問題ないとされていることから、歴史上では死神と同一視されたと言われています。

また、ハゲワシの尿は強力な殺菌作用があり、どんな汚れも殺菌するなどの特殊能力を持ち合わせています。

それぞれに生きていく上での進化に伴い、このような体となったのだと思われますが、同じように恐竜時代にも死肉をあさる恐竜がいたとしたらハゲワシのような見た目だったのかもしれません。

その3:ツメバケイ

ツメバケイは南米アマゾンに生息している鳥類で、ほぼ飛ぶことはなく樹の上で生活している鳥です。

まるで始祖鳥を思わせるその見た目もさることながら、非常に特徴的なのがツメバケイ以外に他に似た鳥が存在しないことです。

私たち人間に限らずすべての生き物は「界・門・綱・目・科・属・種」という分類に当てはめられるとされており、人間の場合は「動物界・脊索動物門・哺乳綱・霊長目・ヒト科・ヒト属・ヒト」という風に分類されるのが一般的です。

しかし、ツメバケイの場合はこの分類が「鳥綱・ツメバケイ目・ツメバケイ科・ツメバケイ属・ツメバケイ」になります。

つまり、今まで人間が見つけた鳥類の中にツメバケイと同じ特徴を持つ鳥は存在しないということなのです。

もちろん、今現在世界のすべての鳥類が見つかっているわけではないため、未発見の鳥類の中にツメバケイと同じ系統の鳥類がいるかもしれませんが、今現在ではツメバケイと同じ系統の種類はいないとされています。

それを考えると、恐竜の進化の過程でどのように鳥類になっていったのかを辿るにツメバケイと言う存在は非常に貴重な存在と言えるのではないでしょうか。

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