恐竜の生態系を揺るがした大量絶滅は、実は・・・?

恐竜は巨大隕石の衝突の影響による環境変化によって生態系が崩れ生き物の75%が大量絶滅したと言われています。

実は、その恐竜の生態系を揺るがした大量絶滅は初めてではなかったことはご存知でしょうか。

スポンサーリンク
dinosaur-learnレクタングル大

生態系を揺るがす大量絶滅は何度も起こっていた?

地上を我が物顔で闊歩していた恐竜は、隕石の衝突の影響によって大量絶滅したことは多くの人が知っている事実だと思われます。

実は、恐竜が大量絶滅した以外にも、地球上では大量絶滅が起こっていたことをご存知でしょうか。

まず挙げられるのは、恐竜が誕生する以前のオウムガイや三葉虫などが生息していたオルドビス紀末期に起こった大量絶滅です。

約85%の生き物が大量絶滅したと言われており、その際の原因は地球の近くに存在していた超新星の爆発によって、ガンマ線バーストを地球が浴びてしまったことが引き金とされており、それによって生態系が崩れ、大量絶滅が起こったと言われています。

地球上最大の大量絶滅と言われているのが、スーパープルームというマントルの上昇流により火山活動が活発化したことで起こったペルム紀の大量絶滅であり、生き物の90~95%が絶滅したと言われるほど生態系に影響し大規模な大量絶滅となったとされています。

つまり、恐竜の大量絶滅は地球の歴史上、全く初めてのことではないのです。

恐竜の生態系を崩すこととなった大量絶滅は何度目?

恐竜も、隕石の衝突による衝撃と、その影響がもたらした環境変化により、陸、海、空に生息していたその当時の生き物の、約75%が大量絶滅したとされています。

では、実際に恐竜の生態系を揺るがしたその大量絶滅は何度目のことだったのか知っているでしょうか。

恐竜の生態系を揺るがした大量絶滅は、5度目のこととされています。

生態系を揺るがす大量絶滅の原因はその時々によって異なりますが、恐竜が大量絶滅した際の主な原因は、10キロにも及ぶ巨大な隕石が衝突したことにより、地上を始め海や空などが自然災害に見舞われることによって大量絶滅したと言われています。

隕石の衝突による衝撃はもちろん、火山活動の活発化や海の酸性化、気候変動や恐竜たちの餌となる様々な植物も死に絶えたことから恐竜たちを始め数多くの生物が大量絶滅したと言われているのです。

生態系を揺るがす大量絶滅は今現在も起こっている?

それまで順調に栄えてきた恐竜の生態系を崩すこととなった大量絶滅は、恐竜が絶滅した時期を最後にその後起こっていないとされています。

その一方で、一部の科学者たちは今現在が6度目の大量絶滅の途中だと唱えている人も少なくないと言われているのです。

確かに、毎年生き物の新種が発見されている一方で毎日100種類以上の生き物が絶滅に瀕しており、毎年4万種の生き物が絶滅していると言われています。

それを考えると、今現代も大量絶滅の途中と言っても過言ではないのかもしれません。

そして、はっきりわかっていることはその大量絶滅の原因が私たち人間であるということでしょう。

生き物は、自分たちが生きていくために他の動物を捕食しますが私たちはただ生きていくだけでは飽き足らず便利に快適に過ごすために他の生き物の生態系を狂わせ、その命の上に成り立っているのです。

人類が進化して様々なことが可能になり、今では人工知能さえ携えたロボットまで作る技術まで手に入れることが出来るようになったものの、私たち人間の存在は他の生き物にとっては生態系を狂わす元凶であるのかもしれません。

スポンサーリンク
dinosaur-learnレクタングル大

dinosaur-learnレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする