恐竜に様々な種類がいる中でも、最強の歯の強さを誇る恐竜とはどんな種類の恐竜だったのでしょうか。
そこで、最強の歯の強さを誇る恐竜の種類について解説していきます。
その1:ティラノサウルス
最強の歯の強さを持つ恐竜といったら、やはりティラノサウルスを外すことは難しいと言えるでしょう。
頭の大きさとしては1.5メートルもあり、その口には非常に鋭い歯が並んでいるだけでなく強い顎も持ち合わせていたようです。
ティラノサウルスに襲われた形跡のある化石には、骨ごと細かく噛み砕いてある化石が見つかったことから、歯の強さだけでなく顎の強さも合わせると最強の強さを誇っていたのではないかと考えられています。
また、首狩り族の異名も持ち、ティラノサウルスが同じ時代に生息していた草食恐竜であるトリケラトプスの首元のフリルを引きちぎって、首を取ったような化石も見つかっているとされています。
その2:カルカロドントサウルス
ティラノサウルスと同じくらいか少し大きいくらいの大きさで、やはり最強の歯の強さを誇っていたのではないかという恐竜としては、カルカロドントサウルスです
白亜紀の前期にアフリカに生息していたとされているカルカロドントサウルスは、その名も「ホオジロザメのトカゲ」という名前を持つ非常に歯が鋭い強さナンバーワンの恐竜であったのではないかと考えられています。
最強である理由は、そのホオジロザメのように薄い歯をたくさん持ち、捕まえた獲物を引き裂いていたであろう鋭い歯を持っていたことです。
ティラノサウルスやアロサウルスなどは死肉を食べることもあるとされていましたが、カルカロドントサウルスは必ず生きた獲物を仕留めてすぐに捕食していたようで、狩りも上手な上に非常に凶暴であったことが考えられます。
その3:メガロドン
恐竜と言うと少し種類が違うかもしれませんが、その当時の海の覇者として頂点に君臨していたであろうメガロドンも、歯の強さを誇るなら最強であった可能性が高い生き物とされています。
メガロドンは、恐竜や大型海洋生物が絶滅した後の新生代に中期に生息していたとされているサメの一種で、実は現在にもまだ生息しているという噂もあるとされています。
動物の中でも非常に骨密度が高いとされており、ホオジロザメの歯でクジラをかみ砕いたら折れてしまいますが、メガロドンなら簡単にできると言われています。
メガロドンのその歯の噛む力の強さは20トンとも言われており、まさに歯の強さは最強を誇る海洋生物と言えるのではないでしょうか。