恐竜の誕生はどこから始まった?進化した原因や時期について

恐竜は太古の昔に繁栄を極め、あらゆる進化を遂げて一部は鳥類として今も生息しているという考え方もできます。

では、そもそも恐竜はどこから始まったのか、誕生の原因や時期について解説していきます。

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すべての起源は両生類

およそ6500万年前に地球上から姿を消してしまった恐竜たちは、そもそもどのように誕生したのかご存知でしょうか。

地球の歴史が始まって46億年経ちますが、当然ですが地球が誕生してすぐ恐竜も誕生したわけではないとされています。

恐竜が誕生する以前に生息していた生き物は、両生類とされておりそこから両生類と爬虫類に分かれることで徐々に進化を重ねて恐竜の誕生につながったと言われています。

ちなみに、爬虫類からまた枝分かれして誕生したのが、私たちの祖先でもある哺乳類とされており、その当時は爬虫類型哺乳類というものも存在したとされています。

恐竜がなぜ誕生したのかその原因は?

両生類から派生して爬虫類が生まれ、そこから恐竜へと進化していったとされていますが、なぜ恐竜が誕生したのかその原因とはどんなことが考えられるのでしょうか。

恐竜が誕生した原因としては、様々な好条件が重なったことが大きな原因ではないかと考えられています。

まず、両生類から爬虫類が誕生したことについて解説していきますが、恐竜が誕生する頃の時代の気候は非常に温暖で湿気が多く、植物が育つ良い環境でもあったとされており、沼地や湖面にいた両生類が地上に這い出して来たとされて、そこから爬虫類へと派生していく種類も出てきたのです。

地上にはい出てきたその両生類の中から堅い卵を産む種類が進化し、やがて皮膚に乾燥に強いウロコのような物を持つ種類が生まれ爬虫類へと進化していきます。

そこで誕生した爬虫類の中には、腹ばいになって移動するだけでなく体を持ち上げて歩くような種類もいたとされており、それこそが恐竜の祖先とされています。

その恐竜の祖先は、乾燥した気候にも耐えられるようにウロコを生やし体を乾燥させることでより環境に適応できるように進化していったとされています。

そこから様々な進化を重ねて繁栄を重ね一時代を築いた恐竜が生まれてくるのです。

つまり、恐竜が誕生したのは様々な好条件が原因となって偶然に誕生したと考えても良いのではないでしょうか。

恐竜が誕生した時期はいつ?

今度は恐竜が誕生した時期はいつ頃なのかについて解説していきます。

恐竜は、およそ2億3000年前に誕生し、6500万年前には絶滅して一部は鳥類として進化を遂げて生き残ったとされています。

2億3000万年前は中生代の三畳紀の後半とされており、その同じ時期には恐竜を始め魚竜や翼竜などのその他の大型爬虫類も誕生していったとされています。

また、私たちの祖先である哺乳類も恐竜が誕生するとともに爬虫類から誕生しています。

多くの人は、爬虫類を観ると怖かったり気持ち悪いと感じるのではないかと思われますが、それも実は祖先の記憶とも言えるかもしれないのです。

まだまだ体的に小さく非捕食者であった哺乳類は、しばしば恐竜の祖先の餌となることもあったようで、私たちがワニやトカゲなどを見て怖いと感じるのは、もしかしたら過去に彼らに襲われた記憶が残っているからなのかもしれませんね。

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