伝説上の生き物とされているドラゴンやサラマンダー、あるいはゴジラやガメラ、ウルトラマンに登場する中にも火をふくタイプの怪獣がいます。
実際の恐竜の中には、火をふくタイプの種類はいたのか、その可能性について解説していきます。
恐竜の中で火をふく種類はいたのか?
今から6500万年前に絶滅し、一部は鳥類として残ったとされている恐竜には様々な種類がいたとされています。
ではその中で、火をふくタイプの恐竜はいたのかどうか気になる人もいるのではないでしょうか。
有名な怪獣映画に出てくるゴジラは火をふくことがありますし、生息していた恐竜の中にもそのような種類がいたとしても不思議ではないでしょう。
ただ、今現在発見されている恐竜に中には、火をふくような恐竜はいないことが有力と言えます。
もし仮に、火をふくことが出来る恐竜がいたとしても、実際に火をふいたのかどうかを知る手がかりはないと言えます。
実は考えられなくもないというのは本当?
恐竜の中には火をふくタイプの種類は今のところ発見されていないと考えられています。
しかし、考え方を変えればあるいは恐竜がさらに進化して火をふくことができる能力を手に入れることが出来たとしたら、ゴジラのように火をふくことが出来る恐竜も存在したかもしれません。
なぜそんなことが考えられるのかというと、今現在発見されている生き物の中には、自分で化学物質を合成して爆発させるようなシステムを持っている生き物もいるとされているからです。
ミイデラゴミムシは、体内で化学物質を合成して敵から身を守るために100度を超える噴射液を発射させることが出来ます。
また、アリの中には自分の体内で爆発物質を合成させ味方を助けるために自爆するアリもいるとされていますので、もし恐竜もそのように進化したのなら火をふくことが出来たかもしれないのです。
もし本当に火をふく恐竜がいたとしたら?
では、もし本当に火をふくことが出来る恐竜がいたとしたら、恐竜界はどのような世界になっていたのでしょうか。
ミイデラゴミムシのように、敵から身を守るためにそのように進化したとしたなら、草食恐竜の中に身を守るために火をふく能力を手に入れるものがいたかもしれません。
肉食恐竜であれ草食恐竜であれ、火をふくことが出来たとしたらまさに最強の恐竜と言えるのではないでしょうか。
私たち人類の祖先が火を持つことで生き物の頂点に立ったように、もしかしたら恐竜も火をふく能力を手に入れたおかげで人間と同じような文明社会を築く種類も出てきた可能性も十分に考えられると言えます。
そういうことを考え始めるときりがないですが、この先さらに新種の恐竜の発見が進むことでミイデラゴミムシや爆弾アリのように、特殊能力を手に入れていた恐竜が発見される日もそう遠くないかもしれません。